HOME > ペインクリニック 内科 > 多汗症の治療
コラム
診療概要
ペインクリニックとは
各種痛みの治療
変形性膝関節症
慢性の痛み
腰痛症 慢性の腰痛
急性腰痛
神経ブロックのおはなし
男性の方の治療について
帯状疱疹後神経痛の予防注射
帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛
頭痛
骨粗しょう症とは
多汗症の治療
腰部椎間板ヘルニアの痛み
多汗症の治療(保険治療)(原発性腋下多汗症、原発性手掌多汗症)
わきの下の多汗症の治療をいたします。
においの治療ではありません。
当院では塗り薬または注射薬による治療をおこないます。
保険治療ですので医師による診断が必要です。
他の病気や薬が原因ではなくかつ症状が重いと診断された方が対象となります。
原発性手掌多汗症
手の汗が過剰で書類を書く時に字がにじんでしまう、ハンカチを手放せないなど日常生活に支障をきたしている方に保険適用が認められた治療薬があります。
1日1回 手のひらに塗るお薬です。皮膚の下にある交感神経からだされる発汗を促す物質をブロックすることで効果を発揮します。
ペインクリニック科でお尋ねください。
症状について次のような問診をいたします。
1.両方のわきに多量の汗をかき、左右の量は同じくらいか。
2.わきに多量の汗をかくことにより日常生活に支障があるか
3.週1回以上わきに多量の汗をかくか
4.最初に症状がみられたのは25歳未満であるか
5.家族、親戚に同じ症状の人がいるか
6.睡眠時にわきに多量の汗をかくことはないか
他の病気や薬が原因でなく症状が2つ以上ありかつ6か月以上続く方が原発性腋下多汗症
と診断されます。
日常生活にかなりの支障をきたしていれば治療対象となります。
注射薬:
ボトックスを使用します。
治療後数日から1週間程度で効果があらわれ4-9か月程度持続します。
再発したら再度治療します。
再治療は最低4か月あけます。
費用:薬剤費は3割負担の方で21000円他受診料等加算されます。
ご希望の方はお電話でご予約ください。1週間前からのご予約必要です。
<TEL>072-740-0230
注意:治療の1-数日前に皮膚をきずつけないようにご自分で剃毛します。
傷や湿疹がある場合治療できません。
1日前から制汗剤、デオドラント剤の使用をひかえてください。
塗り薬: ご予約必要ありません。院外処方となります。
交感神経からくる汗を出す指令を汗腺が受け取れないようにブロックして発汗を抑える
薬です。
1日1回塗布します。3日から2週間程度で効果があらわれます。
閉塞隅角緑内障、前立腺肥大症、アルコール過敏のある方は使用できません。